MCIスクリーニング検査プラス・APOE遺伝子検査

MCIスクリーニング検査プラス

軽度認知障害(MCI:mild cognition impairment)は,アルツハイマー型認知症の前段階といわれています。
アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドベータは、すでにMCIの段階で蓄積が始まります。
そこでアミロイドベータの蓄積の程度をバイオマーカーを使って評価することでMCIの兆候を知り、認知症の予防、早期発見、治療につなげることができます。
結果はA(健康)からD(高リスク)の4段階で評価します。

APOE遺伝子検査

アルツハイマー型認知症の発症に関連する遺伝子のひとつ、APOE遺伝子には3つの遺伝子型があり、特にε(イプシロン)4型の遺伝子を持つ場合に発症のリスクが高いといわれています。
APOE遺伝子型を調べることでアルツハイマー型認知症をを発症するリスクを測定します。

検査方法

2つの検査とも通常の血液検査と同じで、少量の血液を採取するだけです。
ただし、検査は月~土曜日の午前診の時のみ可能です。
また事前準備が必要なため、前日までに電話でご予約ください。
APOE遺伝子検査については、遺伝子検査のため同意書を記入していただきます。

対象となる方

年齢や性別に制限はありませんが50歳代以上の方、認知症への不安を抱いている方、ご家族が物忘れなどの異変に気付いた場合などに特にお勧めです。

結果について

検査会社に依頼し、約2~3週間で結果が出ます。

価格について

MCIスクリーニング検査 21,000円(税別)
APOE遺伝子検査 15,000円(税別)
※健康保険は使えません。
※説明料込みです.この検査の結果説明だけに受診された場合は料金は発生いたしません。

       
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